体育大会に向けて

体育大会まで2週間。
昨日から本格的に練習が始まりました。

朝練では、学年競技である「因幡の白兎」の練習。
上を走る子を誰にするか。
どういう風に並ぶのか。
子どもたちは真剣に考えながら取り組んでいました。

そしたら、それを見た2年生が
「ここはもっとこうした方がいいよ。」
「こういう気持ちでやった方がいい。」
とアドバイスをくれました。

それを聞いたうちのクラスの子は、
「なるほど!」「そっか!」
と即採用☆

いや〜縦のつながりっていいなぁ♪
でも、全然違う群なのに、コツを教えてくれちゃってよかったのだろうか(笑)




しかし、やっぱり一筋縄にはいきません。
こんなときには必ず顔を出す「気持ちのズレ」。
練習への取り組み方の差。
「あぁ〜…どういう風にしようかなぁ…」
と思っていたら。


実行委員の子から
「先生、今日話し合う時間とってもらえませんか。」
の申し出。

帰りの会をつぶして、話し合いを行いました。
これまでは私が進行役をしていたんですが、「どうする?」と聞いたところ、「自分たちでやります。」という答えだったので、様子を見ることにしました。

実行委員は、自分たちの意見を言いつつ、司会…だったので、いきなりはちょっと難しかったみたいです。
論点がズレてきたときだけ、修正する声かけをしました。


とりあえず、いろいろ意見は出たものの…。
なんだかどれも、練習の内容に関するものばかりで、気持ちのズレをどうするかはうまく解決策が見つからないまま、終わってしまった。

今回は子どもたちの申し出に応えて時間を取ったけれど、話し合いを持つタイミングってやっぱり大事なんだなぁ…と感じました。
実行委員の子も消化不良を感じたらしく、「あんまり意味がなかったかもしれない…」ってぼそっとつぶやいていました。

うんうん。そうやって気づいていくんだね。
だんだん(ようやく?)クラスが子どもたちのものになってきた感じ!
子どもたちは、かな〜りくすぶってますが、私は一人ちょっとうれしくなってます。

ファシリテーションや、状況を捉える視点とかも、そろそろ伝えていってもいいのかもな☆

行事と日常

先週は、月曜日に校外学習がありました。
内容は、ビーチに行って班毎にBBQ。
その後、クラス対抗レク♪


本当は学級目標をもとに、ビーイングして、行動を意識してから行きたかったんだけど、残念ながら時間が取れず…。
ただ、金曜の帰りの会に、時間を意識することなく、遊びまくって、学校バスを待たせてしまったので、そこの話。

月曜の朝に、
「学校中に迷惑をかけてしまったね。どうしたら、よかったんだろう?」
と投げかけたところ…

○お互いに声をかける
○一人一人が時間を意識する

とゆーのが出てきて、校外学習でがんばること3つが決まりました。
・時間を守る
・整列を素早く
・話を聞く
です。

そして、来た来たBBQ☆
子どもたちは火熾しから調理まで、全部自分たちでやります。
着火剤に火をつけるのは、担任の役目ですが、その着火剤をどう利用するかは自分たち次第。

初めての経験に、班の中は意見が活発に出て、次々といろんな方法が試されます。
でも、サボってる子はいなくて、すごーく感心☆

その後は学年レク。
学級委員が指揮を執って、ドッジボール、氷鬼、もぐらゲームをやりました!


……が!
暑い!暑すぎる!

この日の気温32度!
砂浜は、熱すぎて裸足じゃ立ってられません。
子どもたちはみんな顔も腕も真っ赤!!
130人で消費した水は140リットルでした。

もぐらゲームでは、優勝チームは担任を埋められる☆との奇報を聞きつけ、
いつもにも増して団結力アップのわがクラス…。

えぇ。埋まりましたよ。服で。
後にも先にも、洋服着たまま砂に埋まる(本気で出ているのは顔だけ)のは人生で1回だけだろうなぁ…。
でも、子どもたちがすごーーく楽しそうで、学級目標の「一致団結・笑顔満開」は達成できてる感じでした。


さてさて、帰ってきての振り返りには…

○BBQのとき、自分が食べるのを後回しにして、火が消えないようにうちわであおいだり、炭を足してくれている人がいた。
○片づけを手伝ってくれた人がいて、すごくうれしかった。
○隣のクラスで、火がついたときに「やったー」って班全員が叫んでるのを見て、ああいう雰囲気いいなぁって思った。
○他のクラスに、一回も整列で勝てなかった。班長の指示のもと、さっと並んで座ってて、すごく早くてびっくりした。

なんていうのが出ていました。

ここからわかるうちのクラスの課題は
「友達のためには頑張れる人がいる。でも、それが集団になるとなぁなぁになる」
でした。

事前に準備はできなくても、この現状がつかめただけで、校外学習の意味はすごくあったかも。
『友達』だと具体的な誰かを思い浮かべられるけど、『集団』だとそのイメージは漠然としてて、だからこそがんばりがいがないのかも。。。
その『友達』の範囲を広げて、『クラスみんな』になるようにしてかなきゃなぁ…。


しかし、そんなタイミングであと1か月後に控えた合唱発表会。
すてきすぎるこのタイミング!!

この合唱発表会を通して、「みんなのために」を感じてくれるといいなぁ☆

3週間の時を経て…

ドタバタの入学式から3週間。
5月初日の今日、ようやく学級目標が決まった!

「一致団結・笑顔満開・七転び八起き
みんなの絆で全力疾走!」

です!!
なんだか子どもたちのいろんな思いがつまりに詰まってて、最後の最後まで
「もっといい言葉があるんじゃないか」
と話し合いを続けて、“とりあえず”これに落ち着きました。

とりあえず―
なのは、もっと良い目標ができたら、どんどんレベルアップしていこう!と約束したから。

3月より達成は早くてもいい。
目標をどんどん高めていくのはオールOKだ!

そんな話をして、この目標のもと動き出すことが決定しました。
まずは来週にある校外学習。

…の前に。
ビーイングでこのクラスでの行動をきちんと可視化したいな。
時間はあまりないけれど、隙間の時間をうまく使って、少しずつでもみんなの気持ちが高まっていくように☆


さぁ!がんばるぞ!!

入学式

今年は1年生担任。
自分の作り上げた偶像を打ち崩せず、しっくり行けなかった去年。
それを払拭するためにも、小学生から続きのイメージを持っている1年生担任は、私としてはすごくありがたいことでした。


そして、迎えた入学式。
何をどれくらい伝えよう?と昨日一生懸命考えて、イメージマッピング

始まる前にゆっくり時間は取れなかったけど、どうにか伝えて、いざ出陣!
背中に33人の緊張を感じながら入場。


たくさんの拍手に包まれながら、体育館を歩きます。
卒業式とはまた違った感じ。
私、実は1年生担任って初めてなのでした。

そして、ステージ前に行き、子どもたちの方を振り返ると…
違う列に並んじゃってる!!
そして、椅子が足りなくてどうしたらいいかおどおどしている子も。。。

私自身も一瞬何が起きたかわかりませんでした。
とりあえず、あぶれてる子たちが座れるように交通整理。
どうにかこうにか全員座ったけれど、もちろん番号なんてバラバラ。。。

その後の呼名では、子どもたちに恥ずかしい思いをさせてしまった。


けれど…
考え方によっては、これってすっごくいいチャンス!!
いきなりアクティビティ到来です!
ふりかえりの実践の、格好のネタが持ち上がってくれました。
失敗に対するクラスでのとらえ方の良い例となってくれました。

そつなくこなすよりも、学びは多くなるはず。。。
明日、学活で、
○なぜ、失敗が起きたか
○どうすれば、防げるか
○こういうことが起きた時、一人一人はどんな行動がとれるのか
問いかけてみたいと思います。

ドンマイ!って言える雰囲気を大事にしながら、失敗を生かせるようなクラスになってほしいな…♪♪

再始動。

新年度が始まりました。
香港生活も2年目に突入☆


今年度、赴任された先生方をお手伝いしていると、1年経ったんだなぁ…と実感します。
この1年間は、中学校という未知の世界に飛び込んで、右も左もわからないまま突っ走って、アッという間に時間は過ぎていきました。


できたこと。
できなかったこと。
嬉しかったこと。
悔しかったこと。


いろんなことを子どもたちと体験できました。


中学生のパワフルさ。
中学生の不安な心。
中学生の純粋さ。
中学生の思春期っぷり。(笑)


初めて知ったこともいっぱい。
だからこそ、やってみたいこともまた膨らみます。


今年はもっと自分らしさを出しながら、自分が挑戦できることにどんどん挑戦する年にしていきたいです。
ブログもちゃんと更新できるように…。ってゆうか、します!!!!



たまに、香港生活についても書くつもり。



細く長く深くお付き合いいただけると幸いです。